教育について

子どもたちに必要なAI教育の全体像

AIは今や、検索エンジンや
スマートスピーカー、
写真の自動仕分けなど、
子どもたちの身近な生活にも
入り込んでいます。

だからこそ、ただ使いこなすだけでなく、
「AIとは何か?」を正しく理解し、
自分の頭で考え、
判断する力が求められます。

私たちは、子どもたちに必要なAI教育を
以下の3つの柱で考えています。

AIに関する基礎知識
  • AIってなに?
     人工知能の定義、どんなことができて、できないのか
  • AIのしくみをやさしく理解する
     機械学習・アルゴリズム・データの意味を、直感的に学ぶ
  • AIと社会の関わり
     医療・交通・エンタメなど、さまざまな分野でのAI活用事例
  • AIの限界とリスク
     フェイク情報、偏り(バイアス)、プライバシーなどへの理解

※「専門知識を詰め込む」のではなく、日常生活や学校での体験と結びつけて学ぶことが重要です。

今後の必須スキル
(AI時代を生きる力)
  • 情報を読み解く力(データリテラシー)
     数値やグラフ、ニュースなどの情報を正しく理解する力
  • 課題を見つけ、解決する力
     AIを使って「何をしたいか?」を考え、試行錯誤する力
  • クリティカル・シンキング(批判的思考)
     AIの答えをそのまま信じず、自分で考え、判断する力
  • 対話力・協働力
     AIを活かすには人と人との協力が不可欠。相手の意見を聞き、考えを伝える力
  • 創造力・表現力
     AIではできない「人らしさ」を発揮する想像力やアート、発表スキルも大切です
「使いこなす」ではなく「つき合っていく」ために

私たちが目指すAI教育は、
「AIを使えるようになること」だけではなく、
「AIとどう関わりながら、自分らしく生きていくか」を学ぶことです。

子どもたちが、自分の考えを持ち、
他者と協働し、AIの力をうまく活かして、
より良い未来をつくっていけるように。

そのために、大人たちが学び、つながり、
支えることが大切だと考えています。